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ワイルド

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4/23/AM6:30。裏の畑。犬の散歩中に撮影。



週末になると雪の降る天気が続いている。

気温も平年並みかやや低めで、早朝は外の水桶に氷が張ってるか張ってないか、といったところか。



さて、山行の準備をしてるとき、いつも手こずるのがスキーシールの取り扱いだ。

山仲間に訊けばいいようなものなんだが、みんなボーダーなのでシールには縁が無い。

ベトベトのシールを保管するにあたり、
何度も貼ったりはがしたりしても問題のない、強くてはがしやすいスグレモノのサランラップみたいなものは無いのか?


イイもの、考えつきました。

クッキングシート。

何で今まで思いつかなかったんだろうか?

剥がしやすく、使い捨てでも家計に響かないスグレモノ。

カッコ悪いけど、超実用的だ。

『執念深い貧乏性が情けねえほど染み付いてる・・・』
と、長渕の歌声が聴こえてきそうだけど、大満足。

シールでお悩みの方、お薦めです。

既に知ってた人は、「何をいまさら・・・」と鼻で笑ってください。

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話は変わるが、
『わたしに会うまでの1600キロ』。

それにしてもセンスのない邦題だ。

原題の『WILD(ワイルド)』そのまんま使えばでいいでしょ。


先日DVD『神々の山巓』と一緒に借りて観たんだが、『わたしに・・』の方がはるかに面白かった。

『神々・・・』は作り物臭くて、途中から見る気なくなってしまった。


3ヶ月の大陸縦断はお決まりのダナーとグレゴリーだったし、
BGMもシブめどころ満載でサントラ盤欲しくなった。

旅の前半にシェリルが丸太橋を渡るときブルーススプリングスティーンの曲がバックに流れ、
「ブルース、一緒に唄ってよ。」とつぶやくシーンが一番良かったな。

あの映画観てたら、夏の大雪山を縦走したくなったわ。


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オダッシュ山

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急きょ、近所の里山へ。

前の晩からスキーにシールを貼り、やる気満々だったのだが
当日の朝いろいろあってちょっと出遅れ、考えてもなかったオダッシュに行くことになった。



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気温がかなり高い。

15℃くらいはあるんじゃないの。

登山口はかなり雪解けが進んでて、スキーをあきらめ、
土壇場で車に積んだ長靴とスノーシューで登ることにした。



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毎度のことだが登りが辛い。

体の具合でも悪いんじゃないの?って思うくらい動きが重い。




それにしても長靴とスノーシューだなんて。。。

この時期、滑らない山に登ってる時間はないのに、何で今日俺はここでこんなことしてるんだ?と
歩きながらモヤモヤ気分が抜けなかった。

今日はトレーニング、という気持ちになかなかなれず
重い体を引きずるように無我夢中で登っていた。



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AM7:30にスタートして9:20に前峰、9:30に山頂に着いた。

残雪期、山頂までは2時間半くらいかかるのが一般ペースみたいなので
決して遅いわけではなかったようだ。

前峰に着いた頃から風が強くなり、家に戻った時には平地でも強風状態だった。

山頂からは本日の第一候補だったパンケヌーシも、第二候補だった十勝連峰方面も
黒い雲で見ることができなかった。

もし長靴とスノーシューを持って行かなかったら、スキーで登ってワヤくちゃな目にあってただろう。


たった3時間半の山行だったけど、
終わってみれば山と装備の選択もベスト、天候的なタイミングもベスト、と文句なしだった。


滑れなくても春山は気持ちいいわ、やっぱり。


G1レースまでに家に帰らなければならない日曜日、来週からは土曜日勝負だな。

前十勝

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前十勝。いつもは写真右から行くが今回はぐるっと左から登った。雲でなく噴煙。4/1/AM8:30。



カバワラ尾根を行かず、避難小屋脇を抜けて大正火口(たいしょうかこう)目指して登ることにする。

好天のこの広い大地を、何でもいいからスキー履いて徘徊したかった。



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白銀荘駐車場にはAM8:00にしてすでに多くのクルマが停まっていたが、
予想通りそのほとんどが三段山に行ったようで、前十勝方面は何と俺一人だった。

とは言え、この時期ともなればトレースとシュプールでかなりギタギタだ。




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お決まりの富良野岳撮影。



さらっと雪は積もっているが、その下はカリカリだ。

斜度が上がるにつれてシールが後ずさりし始めた。



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十勝岳避難小屋脇50mあたりを通過し、さらに上を行く。

1450で一服。

素手でいたら指先が痛くなるほど冷たくなった。


少しでも雪が積もってるところを探しながら登っていくが、
雪の少ないところはシールが滑る。

この後退(ずさ)り、体力消耗の元凶だわ。



ひぃひぃ言いながら1600m弱くらいまで登った。

もうヤメた。

噴煙は間近でモウモウしてる。



一ヶ月ほど前だかに読んだ『火竜の山』、
火山噴火に巻き込まれて命からがら逃げ下りてくる、という小説を思い出し
臆病者の俺は急に怖くなり、何はともあれ滑る準備を始めた。



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汚い俺のシュプール。



スキー場とは微妙に違う、ゴツゴツした一見良さげな実はカリンカリン斜面を
調子こんだスピードで滑ってたら久々に大転倒した。

2013年以来の大前転だった。

骨折以来ずっと守りの滑りだった俺は、久々のこの大転倒で何かが吹っ切れた。

変なスイッチが入ってしまったのか。


とはいえ、これからも安全第一で。



P.S  4/2の大阪杯は1,8,12,14基本に買い目はこれから検討です。

プロフィール

ブラダマンテ

Author:ブラダマンテ
登って下って飲んで寝る。
起きて釣って飲んで弾く。
そして週に一度馬を買う。
俺の辞書に退屈の文字は無い。
by RyugoSaito

dosaken-z1@docomo.ne.jp







































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